ボディメイクするには、ピラティスとヨガ、どちらのほうが効果があるか気になる方も多いと思います。「ダイエットに向いているのはどっち?」「筋肉をつけるのに向いているほうは?」などの疑問を解消すべく、それぞれの特徴やメリットを徹底解説。似ているようで全く別物のピラティスとヨガについて、比較しながら自分に合うほうを選びましょう。
ボディメイクでのヨガのメリット
まず大前提として、ヨガは筋肉増強を目的としていません。ヨガは本来、心身の緊張をほぐしてリラックスしたり心のバランスを整えるなど、身体を健やかに保つためのものです。ヨガの特徴として、以下のような点が挙げられます。
アーサナ(ヨガのポーズ)が筋肉を鍛えストレッチが筋肉を引き締める
ヨガは、呼吸とアーサナから成り立つものだといわれています。姿勢やポーズのことをアーサナといい、さまざまなポーズやストレッチをする中で筋肉が鍛えられ引き締まっていきます。見た目にわかりやすい筋肉というよりも、インナーマッスルが鍛えられるといったイメージです。
呼吸法により代謝を促進し脂肪燃焼を助ける
ヨガでは基本的に、思い切り息を吸っておなかを膨らまし、フーッと息を吐いておなかをへこませる腹式呼吸が行われます。深い呼吸を意識する腹式呼吸は、酸素が多く取り込まれるため血流やリンパの流れが良くなり、脂肪燃焼や基礎代謝の向上が期待できるとされています。おなかを意識して呼吸を行うためインナーマッスルも鍛えられ、ウエストの引き締めやダイエット効果も見込めます。
ストレス軽減効果がある
ヨガは自律神経のバランスを整えるため、ストレスの軽減やリラックスにもおすすめです。腹式呼吸をすることで副交感神経が優位になり、身体がリラックス状態になるといわれています。瞑想やアーサナを通じて自分自身と向き合うことで、悩みや疲れが解消されるという方も多いです。日常の中で自分と向き合う機会はあまりありませんが、ヨガをすることで心のリズムを整える時間を作ることができます。適度にボディメイクしながらリラックスも得られるのがヨガの魅力です。
ボディメイクでのピラティスのメリット
ピラティスは筋力トレーニングの一種のためボディメイクにも適しています。比較的効果を実感しやすく、姿勢が改善されたり、ボディラインが整って綺麗になると人気です。
体幹の強化が期待できる
ピラティスはもともと、体のリハビリテーションを目的に生まれたエクササイズです。そのため単純な動きながらもしっかりと体幹を鍛えることができます。ピラティスの呼吸法は基本的に、胸式呼吸です。ヨガと違い、おなかを膨らまさず引き締めたまま呼吸していきます。そうすることでインナーマッスルに働きかけることができ、呼吸とポーズの両方から鍛えることができます。
姿勢の改善や柔軟性の向上が期待できる
ピラティスは、頭からつま先までをまっすぐ伸ばすのが基本姿勢です。正しい姿勢を保ちながらポーズをとることで必要な筋肉が鍛えられ、姿勢の改善も見込めます。特に姿勢の変化は効果を実感しやすいようで、ピラティス経験者の口コミなどでも多く見られます。
また、全身をまんべんなく使っていくピラティスでは、柔軟性も高まっていきます。柔軟性が上がることで難易度の高いポーズにも挑戦できるようになり、成長や変化を楽しめますよ。
筋肉量を増やすよりバランスを整える
ピラティスでも適切な筋肉はついていきますが、ムキムキに鍛えられるというより全身のバランスが整えられるといったイメージです。インナーマッスルを鍛え、内臓や関節の位置を本来の位置へと整えていきます。姿勢や肩のラインなどが整っていくため、しなやかな女性らしいボディラインになりたい方に人気があります。
マシンピラティスなら負荷をかけたトレーニングも可能
より本格的にボディメイクをしたい方には、マシンピラティスがおすすめです。マシンを使って体に負荷をかけながら、通常のトレーニングでは難しい部分の筋肉まで鍛えられます。腰痛や肩こりの解消のほか、猫背やストレートネックなど見た目の問題まで改善し、美しいボディラインを作っていきます。
また、目標を立てて計画的にトレーニングをするならパーソナルピラティスもおすすめです。マンツーマンで、1人1人の体の違いや癖など細かい部分まで見ながらの指導が受けられます。最適なメニューをインストラクターが考えてくれるため、スピーディーで効率的なボディメイクが可能です。
ヨガとピラティスは、似ているようで大きな違いがあります。楽しくトレーニングできるよう、リラックス目的で始めたいのか、ボディメイクに専念したいのかなど、自身の目的に合ったほうを選びましょう!マシンピラティスやパーソナルでのトレーニングをご希望の方は、BRESTをご検討ください。体験予約も受け付けております。