ダイエットについて調べると「ボディメイク」という言葉が出てくると思います。そもそも「ボディメイクって何?」とわかっていなかったり、ダイエットで行う筋トレとの違いもあいまいですよね。この記事では、女性のダイエットにおけるボディメイクと筋トレの違いについて解説します。目的やアプローチ、食事方法の違いなどを比較しながら、自分に合うトレーニング方法を見つけてくださいね!
ボディメイクとダイエットにおける筋トレの違い
まずは、ボディメイクとダイエットで行う筋トレの違いを理解しましょう。その目的やアプローチ方法の違いがわかれば、自身の目的に合うほうが見えてくると思います。
ボディメイクでの筋トレの目的とアプローチ
ボディメイクとはその名の通り、「ボディ(体)」を「メイク(作る)」ためのトレーニングです。例えば、腹筋を鍛えて体を引き締めたい人もいれば、ヒップをボリュームアップしてカーヴィーな体型になりたい人もいますよね。その人にとって理想的なボディラインを作る目的であれば、減量・増量は関係なく「ボディメイク」と呼ばれます。筋肉量だけでなく脂肪量を増やすこともあり、理想の体型を目指してトレーニングや食事管理を行います。ボディメイクでの筋トレは、鍛えるべき筋肉を正しく鍛えることが重要です。バストアップが目的であれば大胸筋を鍛えたり、綺麗な縦線の入ったウエストになりたければ腹直筋を鍛えたりと、アプローチが異なります。ボディメイクでの筋トレは、ピンポイントで狙って筋トレする必要があります。
ダイエットでの筋トレの目的とアプローチ
ダイエットとは、一言でいえば「減量すること」です。体重に比重を置き、体脂肪の減少を狙いながら痩せることが目的となっています。筋トレで鍛えるというよりも、食事制限を軸にしながら運動したり半身浴をするなど、様々な方面からアプローチして痩せることを目指します。具体的に「〇キロまで痩せる」と目標を立て痩せたいのであれば、それはダイエットです。筋トレを一切せず、食事制限のみで痩せることもダイエットといえます。ダイエットに筋トレを用いるのであれば、基礎代謝量の向上が目的です。主に大腿四頭筋といった大きい筋肉を鍛えると、基礎代謝量が上がり太りにくい体質になります。リバウンド予防のためには、筋トレしながらのダイエットがいいでしょう。
ボディメイクにおける筋トレの方法
ボディメイクにおける筋トレでは、以下のトレーニング方法が有効です。
筋肉の成長を促すトレーニング
筋肉のボリュームアップを目指すボディメイクでは、レジスタンス運動がおすすめです。レジスタンス運動とは、ダンベルやバーベルを使ったり、自身の体重で負荷をかけながら行うトレーニングで、腕立て伏せやスクワットなどを繰り返し行うことで筋肉の成長を目指します。短時間で大きな負荷をかける無酸素運動を繰り返すと、成長ホルモンの分泌を促すといわれています。
部位別のトレーニング
ボディメイクはパーツごとの筋トレで、ピンポイントに鍛えていきます。二の腕は引き締めたい、でもヒップはボリュームをつけたいなど、ボディラインを整えるためにはパーツごとに最適なトレーニングが必要です。二の腕・バスト・お腹周り・ヒップ・脚を重点的に鍛えると、ボディラインが美しく見えます。また、一般的にスタイルがいいと言われる人たちは、共通して姿勢がいいです。背筋がピンと伸びた姿勢へと改善するために、インナーマッスルや背骨を鍛えるのもおすすめです。
ボディメイクとダイエットにおける食事の違い
トレーニングとあわせて食事管理も必須になりますが、ボディメイクとダイエットでは食事内容も異なります。それぞれに適した食材やメニューをご紹介します。
ボディメイクに適した食事
ボディメイクにおける食事は、タンパク質を多めにとるのが基本です。脂質は、サラダ油は控えオリーブオイルなどの良質なものに変更し、炭水化物は全体の50%取るといいでしょう。食事量が少ないと十分なエネルギーが行きわたらず、筋トレをしても効果が得られないことがあります。目安としては、1食500kcalを意識するといいでしょう。筋トレ後はタンパク質摂取のためにプロテインを飲むのがおすすめ。筋トレ後から30分以内は「ゴールデンタイム」と呼ばれており、タンパク質を吸収するのに絶好のタイミングです。肉や魚、卵など食事でタンパク質を取りつつ、プロテインもプラスしてみましょう。
ダイエットに適した食事
ダイエットは痩せることが目的なため、「消費カロリー>摂取カロリー」にするのが基本です。ただ、カロリーさえ気にすれば何を食べてもいいというわけではなく、栄養バランスの取れた食事にすることが大切です。摂取カロリーが極端に低いと代謝が下がり、結果として痩せにくく太りやすい体になるため健康的な食事を心がけましょう。ダイエットでは「PFCバランス」を意識した食事がおすすめです。タンパク質・脂質・炭水化物を最適なバランスで摂取でき、栄養素の過不足を防げます。魚の定食を想像するとイメージしやすいでしょう。消費カロリーと摂取カロリーのバランスは、その日の筋トレ内容により異なるため、調整しながら食事を管理しましょう。
ボディメイクとダイエットでの筋トレは、似ているようで目的が違います。食事とあわせて管理しながら理想の体型を叶えましょう!トレーニングには様々な方法がありますが、バランスよく鍛えられるピラティスは、ボディメイクやダイエットにもおすすめです。BRESTでは体験予約を受け付けています。女性らしいボディラインを目指す方は、まずはご体験ください。