パーソナルピラティスお役立ちコラム

妊娠中でもピラティスはできるの? 妊娠中に行うメリットや注意点

2024年10月15日

妊娠中にできる運動について気になる方は多いのではないでしょうか?「妊婦でもピラティスはできるの?」という疑問を解消すべく、妊娠中にピラティスを行うメリットや注意点などをまとめました。妊娠中に運動不足が続くと、出産後の体力低下につながるため軽度な運動は問題ないといわれています。マタニティピラティスに興味のある方はぜひ参考にしてみてください!ただ、人によっては運動そのものが禁忌となるケースもあるため、始める前に医師に相談してから行うようにしましょう。

妊娠中でもピラティスはできるの?

妊娠中でもピラティスはできるのかについて、結論から言うと妊娠中もピラティスはできます。可能な時期や始められる時期について説明します。

妊娠中でもピラティスは可能

まず、「妊婦でもピラティスはできるの?」という疑問について、妊娠中のピラティスは可能です。ピラティスは運動強度でいうとウォーキングと同程度であり、高度なピラティスはできませんが、軽度のピラティスであれば妊娠中でもできます。「マタニティピラティス」を実施しているスタジオもあり、運動が苦手な妊婦の方でもできることから人気のエクササイズです。

妊娠中にピラティスを始める時期

妊娠中にピラティスを始められる時期としては、妊娠16週目以降から開始可能です。自然流産のリスクが低くなるのが、16週目以降といわれています。ただ、妊娠初期は身体の変化が大きいため、悪阻や疲労感が強い時期でもあります。身体と相談しながら、負荷の低いピラティスから行うのが望ましいです。妊娠16週目以降というのはあくまでも目安であり、始める前に必ず医師・助産師にピラティスを行っても問題ないか許可を得てから行いましょう。また、レッスンには母子手帳、診察券、保険証などの持参が必須なスタジオもあるので、必ず事前に確認しておきましょう。

妊娠中のピラティスの終了時期

妊娠中のピラティスはいつまで続けられるかについて、何週目で終了という決まりはなく出産直前まで続けることが可能です。ピラティスはゆっくり動きながらインナーマッスルを鍛えるため、大きなお腹を支えるのにも役立ちます。妊娠も中期に入るとひどかった悪阻や疲労感が少し和らぐようになり、初期よりも体を動かしやすくなります。後期に入るとお腹のふくらみが目立ち、腰やひざに負担がかかるようになるため、腰痛などの悩みが出てくると思います。腰痛改善にもなるため、続けられるのであればマタニティピラティスを行うといいでしょう。明確な終了時期は定まっていないため、自身の身体と相談しながら続けるのが望ましいといえます。定期的に主治医に相談しながら続けると安心です。

妊娠中にピラティスを行うメリット

妊娠中にピラティスを行うメリットを3つ解説します。マタニティピラティスは運動不足を解消するだけでなく、妊娠中の痛みやストレスなどの悩みも解消しやすいといわれています。

腰痛予防や姿勢の維持

マタニティピラティスは、通常のピラティスと同様にインナーマッスルを鍛えていくため、体を支えやすくなります。妊娠中はお腹が大きくなるため、窮屈さを感じたり、姿勢をうまく保てないという悩みを抱える方も多いでしょう。大きなお腹を支えるため、腰やひざなどに負担がかかりやすい時期です。無理な姿勢を続けるとより負担がかかったり、骨盤のゆがみにつながります。インナーマッスルが鍛えられることで姿勢が崩れにくくなったり、腰痛予防になるというメリットがあります。

体力の維持

妊娠中はお腹のふくらみや体重の増加により運動不足になりやすいといわれていますが、マタニティピラティスは軽度な運動なため、無理なく運動不足を解消できます。出産は数日かかることもあり、体力が必要です。ピラティスを行うと体力や柔軟性が向上し、スムーズな出産につながります。また、妊娠中の運動不足は出産後の体力低下にもつながり、家事や育児が思うようにできないという事態につながります。出産後の体力維持のためにも、適度に運動を行うことは必要といえるでしょう。

リラックスとストレス解消

ピラティスには、血流の流れを改善したり、自律神経を整える効果があるとされています。特に妊娠時期はメンタルが不安定になりやすく、リラックスすることが必要です。ピラティスは脳への酸素量を増やすといわれる胸式呼吸で行います。すると、交感神経が活発になり身体がリフレッシュしやすい状態になります。ピラティスは背骨を整えていくため血流の流れもよくなり、呼吸もスムーズに行いやすくなります。妊娠中はホルモンバランスの乱れから自律神経が乱れやすいため、リラックスやストレス解消効果が見込めるピラティスは向いているといえます。

妊娠中にピラティスを行う際の注意点

妊娠中にピラティスを行う際の注意点について解説します。何事も自己判断で行わず、医師や専門家の指導のもと行うようにしましょう。

医師の許可を得る

妊娠中にピラティスを行いたい場合は、事前に医師の許可を得るようにしましょう。母体の状態や流産リスクなどにより、運動そのものが禁忌となる方もいます。運動の強度について言及されることも考えられるでしょう。また、妊娠初期は運動許可が得られても、身体の変化により運動が推奨できなくなる場合もあります。定期検診などでも都度相談すると、安心してマタニティピラティスを行えるでしょう。

専門家の指導を受ける

医師の許可が得られてマタニティピラティスを始める際は、独学ではなく専門家の指導を受けるのがおすすめです。知識がないまま独学で始めると身体へのリスクが大きくなります。母子ともに健康な状態でピラティスを続けるためには、専門のトレーナーからマンツーマンで受けられるパーソナルピラティスや、インストラクターがいるスタジオレッスンがおすすめです。

妊娠中にピラティスを行うと、インナーマッスルが鍛えられ基礎代謝がアップし、体重の過剰な増加を防ぐ効果なども見込めます。ピラティスは身体への負荷も少ないため、妊娠中にもおすすめの運動です。妊娠中でピラティスを始めたい方はBRESTでもぜひご相談ください。

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