パーソナルピラティスお役立ちコラム

ピラティスとストレッチの違いとは? 併用すると嬉しい3つの効果

2024年11月8日

ピラティスは、韓国アイドルや海外セレブを筆頭にブームとなっていますが、何をするのかよくわからないという方も多いと思います。そこで、近いイメージを持たれるストレッチとピラティスの違いについて比較しました。それぞれの得られる効果や向いている人について解説します。ピラティスとストレッチは併用すると、さらにうれしい効果が得られるのでおすすめです。

ピラティスとストレッチの基本的な違い

はじめに、ピラティスとストレッチの基本的な違いについて解説します。それぞれの目的や運動方法についてみていきましょう。

ピラティスの特徴

ピラティスとは、リハビリテーションを目的に行うエクササイズです。最小限の負荷を体にかけながらインナーマッスルを鍛えていきます。ポーズはヨガをもとに開発されており、マットの上やマシンを使いながらゆっくりと動いていきます。得られる効果としては、インナーマッスルを鍛えることで基礎代謝や体力の向上が見込めます。また、猫背やストレートネック、腰痛の緩和など、姿勢改善に効果があるといわれています。ケガの予防や回復にもいいため、プロのスポーツ選手やバレエダンサーなどにも人気があるエクササイズ運動です。

ストレッチの特徴

ストレッチは、筋肉や関節を伸ばして柔軟性を高めることが目的の運動です。運動の前後にストレッチを行うことで、ケガの予防や疲労回復を早める効果が期待できます。ストレッチをすると徐々に心拍数が上がり、体が運動するための準備状態になります。あらかじめストレッチをしておくことは安全な運動につながり、重要な役目を果たすのです。スポーツによって使う筋肉は異なるため、目的に合わせたストレッチを行います。

ピラティスとストレッチ、それぞれに向いている人は?

ピラティスとストレッチは目的が異なるため、それぞれ向いている人も違ってきます。

ピラティス: 姿勢改善や体幹強化を求める人

ピラティスは、インナーマッスルの強化がメインです。骨格や筋肉を意識しながら歪みを矯正し、内側の筋肉を鍛えます。背骨が整っていくため、肩こりや猫背、インナーマッスルを改善し、美しい姿勢を手に入れることができます。また、インナーマッスルが鍛えられるためバランスが整い体幹も強化できます。そのため、ピラティスは姿勢改善や体幹強化を目指す方に向いています。

ストレッチ: 柔軟性向上や筋肉の緊張を解消したい人

ストレッチは筋肉を伸ばすため、筋肉をあたためたり緊張をほぐす効果があります。そのため、本格的に運動する前の準備や、運動後のクールダウンとして取り入れるのが最適です。筋肉の緊張がほぐれると身体が落ち着き、運動前に行えばケガの予防になります。柔軟性が高まることで関節の可動域も広くなります。そのため、筋肉や関節の柔軟性を高めたり、カチカチになった筋肉のコリを解消したい方に向いています。

ピラティスとストレッチを併用するメリット

ピラティスとストレッチはどちらかだけでなく、併用することでさらにメリットがあります。うまく組み合わせて効果を最大限にしましょう!

可動域が広くなる

筋肉の緊張が適度にゆるむと関節が動きやすい状態になり、ピラティスの効果を最大化することができます。ピラティスの前にストレッチを行うと、筋肉がほぐされるため動きやすくなり、可動域が広くなります。そのため、ピラティス前にストレッチを取り入れると、普段よりも優位に体を伸ばしやすくなります。筋肉があたたまると心も落ち着き、リラックスした状態で始められるのもメリットです。

柔軟性が向上する

ストレッチにより筋肉の緊張がやわらぐため、柔軟性の向上も見込めます。あらかじめ体を伸ばしておくことでスムーズに動きやすくなり、ポーズも取りやすくなるでしょう。ピラティス前のストレッチは、柔軟性を上げるために手足をじっくりと伸ばすストレッチがおすすめです。呼吸も意識しながら行えるとなおいいでしょう。

血行促進と疲労回復

準備運動としてストレッチを取り入れることは、血行促進や疲労回復にも役立ちます。ピラティスの前にストレッチを行えば、筋肉があたたまり運動を始める準備ができます。いきなりピラティスを始めると、まだ体が運動をする状態になっておらず、ケガや関節を痛めるといったアクシデントにつながります。筋肉を伸ばすことはケガの防止にもなり、安全なピラティスのためにも取り入れたいところです。また、ピラティス後にストレッチを行えば興奮状態の身体を落ち着かせるのに役立ちます。使った筋肉をゆっくりと伸ばすことで、疲労回復効果も期待できるでしょう。

ピラティスとストレッチの併用は、体の柔軟性を向上させるだけでなく、体力と筋力の向上も期待できます。結果的に、動いても疲れにくくなったり太りにくくなったりなど、日常生活の質も上がるでしょう。ピラティスを体験してみたい方はBRESTをご検討ください。

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