パーソナルピラティスお役立ちコラム

ピラティスは痩せない? 痩せるために見直したい2つのポイント

2024年10月15日

ダイエットのために「ピラティスを始めたのに痩せない!」と悩んでいる方は、いま一度見直してみましょう。実はピラティス以外に原因があるかもしれません。思うように痩せられない場合、まずは原因を見つけることが大事です。しっかりと体重が落とせるよう原因と解決策を知り、効果的なダイエットを始めましょう!

ピラティスで痩せない原因とその解決策

まずはピラティスで痩せられない原因と、その解決策をお伝えします。改めてピラティスの目的を理解し、生活面を見直すことが痩せられるダイエットへのカギです。

ピラティスの消費カロリー

運動全般の消費カロリーで比べてみると、ピラティスは低い傾向にあります。例えば、ハードなイメージがあるランニングは1時間で400カロリー以上を消費できますが、ピラティスは多くて約200カロリーです。上級者向けのピラティスであればもう少しカロリー消費量は高くなりますが、それでもほかの運動と比較すると高いとはいえません。そのため、運動してカロリーをたくさん消費しているつもりでも、「摂取カロリー>消費カロリー」になってしまい思うように痩せられていないケースがあります。

インナーマッスルを鍛える効果

ピラティスは第一に、体重を落とすのではなくインナーマッスルを鍛えることが目的となっています。そのため、インナーマッスルが鍛えられ筋肉量が増えたことにより、ダイエット前よりも体重が増加することもあります。この場合、数字で見ると太った気がしてしまいますが、脂肪が筋肉に変わっているので体にとっては喜ばしいことです。インナーマッスルがつくと基礎代謝が上がり、痩せやすい体になります。改めて鏡でボディラインを確認してみると、引き締まっていたりと嬉しい変化が現れているかもしれません。

続けることと生活を整えることが大切

ピラティスは短期間で効果を得ようとするものではなく、長期間継続して身体を改善していくものです。これを念頭に置かないと、「ピラティスをやったのに痩せられない!」と悩む原因になります。1か月続けて何も変わらないと悩んでいる場合、さらに続けていくと変化がみられるようになるでしょう。数か月続けているのに変化がない場合は、根本的なやり方が間違っている可能性があります。トレーナーやインストラクターの方に相談し、正しいやり方を指導してもらうといいでしょう。また、痩せられない原因はピラティスではないところにあるかもしれません。食事バランスの偏りや睡眠不足など、生活面に問題があるケースも考えられます。整理するために、頭の中で考えるだけでなく紙に書き出すなどして、自身の生活について振り返ってみましょう。

ポイント1:効果を高めるために重要な食事管理

大前提として、ダイエットは運動よりも「食事」が重要になります。人間の体は、摂取カロリーよりも消費カロリーが上回れば太ることはありません。運動はあくまでも痩せやすくするための補助であり、カロリー面だけでみるのであれば食事制限をするのが最も効果的です。ピラティスを始めても高カロリーなものや脂質糖質量が多い食事をしている場合、痩せるのは難しいでしょう。1日の摂取カロリーを計算して食事管理をするなど、改めて口にしているものについて見直してみましょう。すべての食事を変えるのが難しくても、お弁当の揚げ物は控える、副菜はサラダを選ぶなど、1つでも始められることはあります。食事も継続が大事なので、簡単にできることから取り組んでみましょう。

ポイント2:長期的な目標設定と継続

昨今は、3日や2週間で痩せられることを謳った短期間ダイエットが流行っていますが、体脂肪が落ちるペースは1か月で1%程度といわれています。そのため、本気で痩せたいのであれば最低でも1か月はダイエットに取り組む必要があります。ピラティスは長期的に続けることで体型や体質を改善していくものです。変化がみられるようになるには、最低でも2~3か月は続ける必要があります。もしダイエットにピラティスを取り入れるのであれば、目標を3か月後に設定するなど、長期的な視点で取り組むことが大切です。短期間で痩せるダイエットは体への負担が多く、リバウンドしやすいともいわれています。長期的なダイエットは、時間をかけて太りにくい体質にしていくため、健康的でありリバウンドもしにくいのです。

ピラティスは直接的なカロリー消費ではなく、体のバランスを整えて筋肉を鍛えることにより、健康的な体作りを促す運動です。より効果を高めるためには、ピラティスと並行して食事制限や規則正しい生活を送ることが重要になります。自己管理が難しい場合、パーソナルピラティスもおすすめです。マンツーマンの指導により適切なアドバイスが受けられるでしょう。ダイエットにピラティスを取り入れようとお考えの方は、BRESTをご検討ください。

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