パーソナルピラティスお役立ちコラム

ピラティス初心者がきついと思う理由と克服のポイント

2024年7月19日

ピラティスは、ここ数年でヨガ以上にブームとなっています。始めたいと思っていても、「初心者には難しいのでは?」「レッスンについていけないかも…」と不安に感じている方も多いようです。また、いざ体験してみても一度や二度の体験では効果も感じづらく、モチベーションが維持できないという方も少なくないといいます。

そこでこの記事では、初心者がピラティスできついと感じる理由や克服するポイントについてまとめました。楽しくないと感じるピラティスには必ず原因があります。ゆっくり1つずつ改善していけば、身体が喜ぶピラティスをできるようになりますよ。

ピラティス初心者がきついと感じる理由

まずは、なぜ初心者がピラティスをきついと感じるのかついて具体的に挙げていきます。初心者の場合、「太っているからきつい」「昔と体型が変化したから動けない」など体型にフォーカスが行きがちですが、実は理由はほかにあります。

1.体幹を意識するのが難しい

ピラティスは体を激しく動かす運動というより、インナーマッスルを意識しながら動いていくエクササイズです。そのため、体のバランスが偏っていたり体幹が弱い場合はスムーズに動くことができず、きついと感じてしまうことがあります。

2.柔軟性や筋力の不足

ピラティスでは体にゆっくりと軽度の負荷をかけながら動いていくため、柔軟性がないと動きが硬くなってしまうことがあります。体が硬い人の場合、どうしても可動域が狭くなるため、指導通りに動けないケースが出てくるでしょう。

また、日常ではあまり使わない筋肉を使ったポーズの時、足がプルプル震え出すことや、同じ姿勢を維持するのがつらいと感じることはありませんか?これらはおおよそ柔軟性の低下や筋力不足が原因です。

3.姿勢や動作が身についていない

もちろん、初心者の体験レッスンやスタジオに通い始めたばかりのころはピラティスに関する知識が浅いため、体の動かし方がわからなくて当然だと思います。ピラティスにおける正しい姿勢や動きの導線がわからない状態でなんとかレッスンについていこうと無理に動くことで、想像以上にハードだと感じることはあるでしょう。

特に初回の体験レッスンの場合、ピラティスはゆったり動くと思っていたのにポーズが難しくてついていけず、進行スピードが速いと感じることもあるようです。マシンピラティスを初めて使う場合は、使いこなせるか不安という緊張から身体が固まってしまうこともありえます。

4.呼吸法が独特

ピラティスは基本的に、体だけでなく“身体”を整えていくものです。ポーズと呼吸を調和させていくため、その独特の呼吸方法についていけないこともあるでしょう。

初心者の場合、よくあるのは難しいポーズの時に呼吸が止まってしまうことです。また、リズミカルに動くマシンピラティスでつい呼吸が早くなってしまうこともありがち。ポーズだけでなく呼吸を同時に意識しなければならないため、思ったより難しいと感じる原因になるのです。

ピラティスがきついと思ったらどう克服する?4つの方法

では、実際にピラティスをやってみてきついと感じたらどう克服すればいいのでしょうか?原因が判明したら、自分の身体と向き合いながら1つずつ解消していきましょう。少しずつでも改善できればピラティスへの苦手意識も減り、身体にとって心地よいエクササイズとなるはずです。

体幹の使い方や意識するポイントを学ぶ

やはりピラティスにおいて体幹の使い方は重要になります。体幹は背骨を支え正しい姿勢を作るために欠かせない要素です。このポーズの時はどこに重心を置いたら体が安定するのかなど、実際にポーズをとりながら意識してみましょう。

正しく動けるようになれば、おのずと体幹も鍛えられます。体幹が強化することで難しいポーズをとっても身体がブレにくくなり、ピラティスの上達につながります。

筋力トレーニングや柔軟運動をする

あまりにも筋力や柔軟性が低下していると感じる場合、まずは基礎となる筋肉・柔軟性をつけることも必要です。ピラティスとは別に簡単なトレーニングをしてみるのもおすすめ。ある程度の筋力がつくことでポーズをとりやすくなるなど、わかりやすく変化を感じられると思います。

ただ、いきなりハードな運動をするとモチベーションが続かなくなってしまいます。3分だけ筋力トレーニングをしてみたり、簡単なストレッチを毎朝する習慣をつけたりなど、できることから始めてみましょう。

初心者向けの動作やポーズを習得する

ピラティスの知識がない初心者の場合、正しい知識をつけることも重要です。本を読んで知識をつけたり、ネットで情報を得たりなど、方法はたくさんあります。

特におすすめなのは、オンライン動画です。動画であれば正しい動作を見ながら、実際に身体を動かして学ぶことができます。無料で見られるコンテンツもたくさんあり、自宅で気軽に学ぶことができますよ。DVD付きの本であれば、動画とテキストの両方で学ぶことができます。

呼吸法を練習する

ポーズに合わせた呼吸法が習得できれば、リラックスしながらピラティスができるようになります。まずは吸うタイミング・吐くタイミングを理解しつつ、おなかの奥底からしっかりと呼吸するように意識してみましょう。上達すると、自分が心地よいと思えるタイミングが見つかるようになります。

呼吸法はピラティスの時だけでなく普段から心がけられるので、日常的に呼吸が浅くなってないかチェックしたり、複式呼吸を実践してみるのもおすすめです。気づいたときに深呼吸をしたり、長く息を吐いたりする習慣をつければ、ピラティスの時に自然とできるようにもなります。

ピラティス初心者にはパーソナルピラティスもおすすめ

初心者にはマンツーマンで指導が受けられるパーソナルピラティスもおすすめです。 パーソナルであればやり方なども丁寧に教わることができるため、知識がない初心者でも安心して学ぶことができます。大人数のスタジオやセルフの場合、間違ったポーズや知識のまま続けてしまう可能性もありますが、パーソナルでは正しい指導のもと学べるのが何よりのメリット!初心者はもちろん、本気でピラティスを始めたい人や、自身のピラティスに不安があるという人にはパーソナルがおすすめです。

初心者で難しいと感じているピラティスも、その原因を見つけて少しずつ改善していけばきっと気持ちよく動けるようになります。レッスン中にポーズや呼吸がきつくなってしまった場合は無理せず、リラックスする気持ちで少しずつ取り組んでみましょう。

ピラティスは自分自身と向き合う時間です。決して周りと比べず、自分のペースで取り組んでいきましょう。続けることで身体がポジティブな方向へ変わっていき、ピラティスを楽しいと感じられるようになりますよ。

ピラティス初心者の方は上記を参考にしてみて下さい。

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