近年、ピラティスへの注目度が高まり、ジム通いを始める人も増えているようです。「ちょうど今、ピラティスのパーソナルトレーニングを検討している」という人もいるのではないでしょうか。とはいえ、具体的な内容がわからないことにはジム選びも不安です。
ピラティスのパーソナルトレーニングでは、どのようなことをするのか、またジムを選ぶときには何を重視したらよいのか、この記事で解説します。
ピラティスのパーソナルトレーニングの内容
はじめに、ピラティスのパーソナルトレーニングの内容を確認しておきましょう。具体的な内容はジムによって異なりますが、主に次のようなことに取り組みます。
呼吸法の習得
まずは、ピラティスを実践する際の基本となる呼吸法を学び、身につけます。呼吸法には大きく分けると「胸式呼吸」と「腹式呼吸」がありますが、ピラティスの呼吸法は、胸式呼吸です。
普段、自分の呼吸が胸式か腹式かといったことを気にかけることはあまりないのではないでしょうか。しかしピラティスは、胸式で呼吸をして交感神経を刺激し、インナーマッスルを鍛えるというエクササイズです。正しい呼吸がポイントともいえるでしょう。
実は、ほかのことに気を取られると、無意識のうちに息を止めてしまうことがあります。指摘されないと気づきにくいのですが、グループレッスンではトレーナーの目が行き届かないことも……。しかし、パーソナルトレーニングであれば、その心配はありません。ピラティスの呼吸法を、正しく身につけることができます。
体幹の強化と姿勢改善
ピラティスは、体幹を強くし、姿勢を美しくととのえる効果のあるエクササイズです。とはいえ、体幹は自分ではわかりにくいものですし、体の柔軟性も人によって違います。また、姿勢の善し悪しを自分で客観的に判断することも、難しいといえるでしょう。
パーソナルトレーニングでは、この2点にもしっかりアプローチするレッスンを行います。自分の体だけに向き合ってくれるパーソナルだからこそといえるでしょう。
柔軟性の向上
ピラティスには、目的に応じたポーズや一連の流れがあります。体が硬い人の場合、難しいと感じたり、無理をしてしまうことがあるかもしれません。しかし、パーソナルトレーニングであれば、トレーナーの的確なアドバイスにより、柔軟性の向上も期待できます。
ピラティスのパーソナルトレーニングのメニュー
次に、ピラティスのパーソナルトレーニングで受けられるメニューをみてみましょう。大きく分けると、次のふたつがあります。
マットピラティス
マットピラティスは、フロアにマットを敷き、その上でポーズを取ったり動いたりするピラティスです。道具を使うこともありますが、基本的には自分の体重で筋肉に負荷をかけ、体幹の強化、姿勢やボディラインの改善を目指します。
マットがあれば、自宅でもトレーニングが可能です。
マシンピラティス
マシンピラティスでは、専用のマシンを使います。エクササイズの種類も豊富で、その人の柔軟性に合わせ、ポーズの取り方、負荷の調節をサポートしてくれます。マシンと聞くと気後れしてしまうかもしれませんが、正しいエクササイズの方法が身につく効果もあり、初心者から上級者にまでおすすめです。
マシンピラティスでは、二の腕、背筋など、気になる部位を中心としたトレーニングもできます。
ピラティスのパーソナルトレーニングの選び方
では、実際にピラティスのパーソナルトレーニングを受けたい場合、どのような点に気をつけてジムを選べばよいのでしょうか。チェックポイントをお伝えします。
トレーナーの知識や経験
パーソナルトレーニングだからこそ、トレーナーの知識や経験は重要です。ジムにどのようなトレーナーが所属しているのかWebサイト等で確認してみましょう。そのうえで見学や体験レッスンに出向き、教え方はわかりやすいか、幅広い知識がありそうか、質問はしやすいかといったことを確認します。
ただ、人と人の関係なので、相性も大切です。レベル的には問題なくても、相性が合わなくては楽しく通えません。
実力があり、性格的に自分と合いそうか、肌感覚でチェックしてくださいね。
設備が充実しているか
どういった設備があるかも、チェックしたいポイントです。
トレーニングスペースや更衣室の広さ、清潔感、ロッカーの数のほか、マシンやトレーニングアイテムの有無も確認するとよいでしょう。
自分の目で見て納得できるかどうかをポイントにしてください。
自分に合ったメニューが提供されているか
事前にカウンセリングはあるか、それを受けて、希望に合ったメニューを提供してくれるかは、パーソナルトレーニングだからこそチェックしたい観点です。
運動習慣をつけたい、姿勢をきれいにしたい、ダイエットしたいなど、ピラティスに通う目的は人それぞれです。自分の目的に沿ったメニューを提供しているジムを選ぶことが大切です。
通いやすい費用かどうか
パーソナルトレーニングを受けるにあたっては、費用も必要です。月額制、チケット制など、支払い方法はジムによって異なりますが、トレーニングは、継続することで成果が得られます。金額的に無理なく通えるかどうかも、確かめておきましょう。
入会金や設備費等、レッスン料以外の費用がかかることもあります。
ピラティスのパーソナルトレーニングの内容、選び方などについてお伝えしました。記事を読んだだけではイメージしにくいこともあるかもしれません。その場合は、ぜひ体験レッスンを受けてみましょう。マシンを取り入れたピラティスのパーソナルトレーニングを提供するBRESTでも、体験予約を受け付けています。アクセスがよく、費用も安心のジムです。この機会に、ぜひ。